夢分析って?
夢分析はフロイトやユングといった初期の深層心理学者によって心理療法の方法として確立されてきました。現在では世界中の心理療法家が使っている技法です。夢分析では、夢の意味を幅広く捉えられるセラピストが、クライアントが夢との関わりを深める手伝いをします。また、ユング派から発展した心理療法であるプロセスワーク(プロセス指向心理学)や、アメリカ・オーストラリアなどの先住民文化、シャーマニズムでは、夢の体験を深める技術として「分析」という呼び方におさまりきらないもの存在し、最近では、ドリームワークという呼び方のほうがより適切かもしれません。
いずれにせよ、本人にとっての夢の意味を丁寧に感じ取ることで、自分の心の中が整理されたり、人との関わり方が変わってきたり、場合によっては身体の症状が消えたり自分にとっての世界の見え方まで変わってくるということもあります。
夢分析で期待される効果
夢分析の方法は、学派によって違いますが、ユング派の精神分析では、「こんな夢を見たらこんな意味。こんなモノが出てきたら、こんな意味。」という風に決めつけられることはありません。同じような夢でも、それを見た人によって解釈は違ったものになります。夢には、それを見た人の置かれている状況や、過去の経験、そして連想によって、その人ならではの意味があると考えられます。フロイトは「夢は無意識への王道である」と言いました。わたしたちが眠ったときに見る夢は、「無意識の断片」として、重要な意味を持っており、無意識を知るための手掛かりやヒントを与えてくれます。


















